荒野の用心棒
『荒野の用心棒』(Per un pugno di dollari)は、ボブ・ロバートソン監督の作品です。主演はクリント・イーストウッド、マリアンネ・コッホ、ジャン・マリア・ヴォロンテなどで、黒澤 明監督の『用心棒』を翻案したものですが、本人の許可を得ていなかったため制作会社から告訴されてしまいました。その結果、賠償金10万ドルとアジア地域での興行収入の15%を支払うことになりました。しかし、黒澤 明監督はこの作品を高く評価しているようでした。この作品はイタリア製西部劇の名作として君臨していて、「マカロニ・ウェスタン」と呼ばれる先駆け的な作品になりました。ちなみに「マカロニ・ウェスタン」とはそれまで「スパゲッティ・ウェスタン」と呼ばれていた呼称ですが、イメージが弱々しいと言うことで映画評論化の淀川 長治が改名したと言われています。そのため、日本人による造語なので海外では通用しないようです。