スモーク
『スモーク』(Smoke)は、「ベルリン国際映画祭」で特別銀熊賞受賞したウェイン・ワン監督の作品です。主演はハーヴェイ・カイテル、ウィリアム・ハート、ハロルド・ペリノー・Jrなどで、ブルックリンで小さなタバコ屋を営む主人公は毎朝同じ時間に同じ場所で写真を撮るのが趣味で、その数は4000枚にもなっているという変わり者と妻の不慮の死が作家としての活動に影響を与えている主人公の友人、その彼を事故から救った黒人少年を中心にストーリーは展開していきます。主人公が営むタバコ屋を舞台にして、男女が集まり嘘と真実、過去と未来を交差しながら進められているこの作品は観ている者が作品の中に引き込まれる感覚を与えるような仕上がりになっています。タイトル通りタバコの煙のような話を真実と思うかどうかは聞いている人次第。劇中にタバコの煙が漂っているシーンが多く、人間の心の中を描いた作品であり身近に感じられる内容でもあることから心に残る作品に挙げる人も多いようです。